厳選素材・kokikuの糸 MATERIAL/THREAD

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厳選素材・kokikuの糸

原料の糸(繊維)には、人間のようにそれぞれ個性があります。見た目や感触はもちろん、目には見えない機能の上でも、得意なことや苦手なこと、付き合っていくうちに変化したり、変わらない安定感が魅力だったり。更に、同じ繊維でも種類や産地によって個性が違ってきます。 素材の個性を熟知しているkokikuが、こだわりの天然繊維を厳選しました。

コットン

繊維の中でもとりわけ扱いやすく、様々な用途で親しまれるコットン。世界の80以上の国々で栽培されているコットンの中からkokikuが選んだのは、ナイル川流域で栽培されるエジプト綿。綿花づくりにぴったりな自然環境の下で生まれるエジプト綿は、綿の中でも繊維が長く、やわらかで通気性に優れた高級綿です。

コットン

長さで変わる、綿の種類

わたの木に咲く美しい花。花はやがて実となり、その実がはじけてコットンボールと呼ばれる白い繊維が溢れでてきます。このコットンボールこそ綿糸のもととなるのです。コットンは栽培されている場所などによって繊維の長さや太さが異なり、長く細いものほど高級とされ、柔らかい絹のような美しい光沢を放ちます。

とにかくやさしい、天然繊維の恵

綿が愛される理由のひとつは、その「やさしさ」にあります。肌ざわりがよいのはもちろんのこと、毎日使うのに適した条件をたくさん備えているのです。綿は水に濡れると強くなります。また、燃えても溶けることはなく、アルカリにも強い素材です。つまり洗濯に強く、洗剤を選ばず、アイロン仕上げも高温で行うことができます。触れるたびに優しく、取り扱いも易しい。使う人に余計な気を遣わせない、天然の気配り上手さんなのです。

機能性だって、優れています

綿の繊維には、内側と外側に温度差ができると、内側にこもった熱を湿気とともに外へ発散させようとするしくみがあります。そのため、夏は涼しく爽やかに使用することができます。また、ふっくらと空気を含みやすい繊維構造なので、冬は繊維の中に含まれた空気が暖かさを保ってくれます。


絹(シルク)生糸

歴史を動かすほどの気品と魅力をもつ、シルク。蚕がつむぎ出すその糸は、軽く、しなやかで、繊維の女王らしく気品に溢れています。もともと絹織物メーカーだったkokikuにとって、受け継がれたものの大切さと、愛着を感じる素材です。

絹(シルク)生糸

つむぐのは蚕と熟練の手

蚕は2昼夜をかけて、ひとつぶの繭玉をつむぎ出します。その繭から糸をとり出し、そしてその糸はやがてkokikuの職人の手へ。ふとんサイズの大きな生地をつくるためのシルク用織機は絶対量が少なく、織り上げる作業もきめ細やかな調整が必要です。kokikuでは、すべて熟練の手が行っています。そうしてつむぎ出された生地は、人の目による品質検査で細かくチェック。美しい光沢を楽しんでいただくために、汚れや織キズも見逃しません。

高機能でお肌にやさしい

自然界で最も細い繊維だから、軽く、しなやか。そのつややかな光沢と肌ざわりのよさは、古今東西の人々を魅了してきました。シルクを構成している成分のほとんどは人間の肌と同じタンパク質で、空気と水分をたっぷりふくみ、まるで呼吸をするようにそのバランスを保とうとします。また、静電気がおきにくいので、空気中のほこりや汚れを吸収しません。体にとって快適な温度・湿度を保つ力もあり、肌にやさしい素材です。保温・吸湿・保湿・防汚、どの面をみても優れています。

美しいけれど、弱点も

美しくて、優秀。まるでスーパー素材のようなシルクですが、弱点もあります。水と紫外線に弱く、太陽に長時間あてると黄色っぽくなります。kokikuのシルク製品は洗濯できるように加工してありますが、あまり頻繁な洗濯はお勧めしません。


麻(リネン)

丈夫で、清潔な環境を保つことが得意な麻。その麻の一種であるリネンは、洗うほど、使い込むほどにやわらかさが増していきます。kokikuのジャカード機でていねいに織り上げたリネンは、「月光で織られた生地」と呼ばれるにふさわしい風合いです。

麻(リネン)

ソフトでしなやか "ヨーロッパリネン"

日本ではまとめて「麻」と呼ばれますが、麻には20以上の種類があり、kokikuが使用しているのは、その中で最も肌ざわりがよく柔らかな「リネン」です。ヨーロッパ北部の涼しい地方で栽培されているリネンの歴史は古く、その伝統とともに「リネン文化」として受け継がれてきました。中世貴族たちは娘の嫁入り道具のひとつとして、上等なリネンにイニシャルなどの刺繍を入れて持たせたそうです。ヨーロッパの人々にとってリネンは、心地よいライフスタイルに欠かせないもの。今でも、その生活の中に深く根付いています。

空気を味方に "天然のサーモスタット機能"

麻の繊維を見ると、マカロニのように中央に大きな穴が開き、その通気口が繊維の表面に続いています。そのため、穴の中に含まれた空気が体温を保ちつつも、余分な湿気を放出してくれるのです。それはまるで、自然由来のサーモスタット(温度制御)機能。安眠を妨げる湿気を適度に逃がしてくれるリネンは、四季を問わず快適にお使いいただけます。 また、水分や汗を素早く吸い取り発散させるだけでなく、細菌やバクテリアの発生を抑える性質もあわせ持っています。いつもサラッとした清潔な環境を保ってくれる、優れものです。

使えば使うほど、肌になじむ

リネンは汚れが落ちやすく、洗濯にも強い素材です。また洗えば洗うほど、そして使い込むほど、しっとりと柔らかさが増していきます。最初はやや張りのあるシャキッとした布が、だんだんと肌になじみ、味が出て、愛着が生まれていく。自分だけのリネンが日ごとに表情を変えていく姿は、生活に豊かさ与えてくれます。